恋愛工学のバイブル「ぼくは愛を証明しようと思う」の書評を書いて見た
こんにちは、chilidogです。
出会い系アプリを使って彼女できないんだよね。。。。
そう、友人に相談したら、ある1冊の小説を進められたのです。
それが、
ぼくは愛を証明しようと思う
という本です。
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藤沢数希という物理で博士号をとって金融のトレーダーをやっている方が書いた本です。
恋愛工学という響きから学問っぽさが滲み出いて、
よし、読んでみるかなあ
と軽い気持ちで読んで見ました。
だいたい合計で3時間ぐらいで読み終わりましたね。
初めて読んだ感想は、
もっと早くこの本を読んでおけばよかった
の一言。
出会い系アプリTinderを使いまくり、女性と二人きりで出会うフェーズまではいけるものの、
1回目のデートで終わってしまうのが悩みだった僕にとっては、
まさに青天の霹靂のような出来事だったのです。
ぼくは愛を証明しようと思うを読むと経験することになる3つの心理フェーズ
おそらく、非モテの男子がこの小説を読んだ場合、
次の3つの心理的フェーズを体験することになると考えています。
フェーズ1. 「主人公ワタナベを自分ごと化」
僕のように、非モテの男性が読んだ場合、
主人公ワタナベを自分ごと化
してしまうでしょう。
自分ごと化というのは、まあ、超共感するってことですね。
主人公がワタナベが女性たちにあしらわれて無様に利用されていく様は、
自分の身にも起きていることばかりだったのです。
例えば、
- 彼女に30万円のバッグをプレゼントした後に音信不通になる
- 職場で優しくしてくれた女の子を好きになる(実は彼氏がいた)
などですね。
ぼくも実際に、ちょっと規模感は下がりますが、
- 彼女に3万円の時計をプレゼントしたら振られた
- 職場の可愛い女の子に、「誕生日おめでとう」と言われたら好きになる
という経験をしたばっかりだったのです。
この非モテのシチュエーションの例を読んで、ようやく、
自分は非モテの典型例じゃないか!
と気づくことになったのです笑
これ、俺やないかああああああああああああああ
ぼくは愛を証明しようと思うの冒頭で思わず主人公に共感してしまったら、
読者の方も非モテの一員なのかもしれませんね。
フェーズ2. 腑に落ちる
ぼくは愛を証明しようと思うという小説では、
恋愛のスキルがものすごく説得力を持って紹介されてます。
非常に論理的、学術的に記述されているのです。
例えば、女性が遺伝子と欲しがるのは、
- 優秀で未来も子孫を残せそうな遺伝子
- 子育てに協力的な安全な遺伝子
の2種類。
これは文脈を忘れてしまいましたが、チャールズ・ドンキンズの「利己的な遺伝子」という哲学書を確か根拠にしており、
妙に説得感がありました笑
フェーズ3. リアルな世界へ応用してみたくなる
ぼくは愛を証明しようと思うという小説を読むと、
恋愛テクニックを現実の世界でも試してみたくなります。
例えば、デートの時間に制限を設ける、
タイムコンストレイントメソッド。
出会い系で出会ったとしても、必ず、
明日の朝はやく仕事あるから何時までね
という制限を設けることが考えられます。
ふう、やってみよう。
非モテの男子にこそ「ぼくは愛を証明しようと思う」はおすすめ
ぼくは愛を証明しようと思う
はまさに恋愛工学のバイブル。
読むだけで、
うわあああああああああ、これ俺じゃん?
と絶望することもあるかもしれませんし、
おお!明日からやってみよう
という希望というか、根拠のない自信が湧き出てきます笑
とにかく、恋愛が苦手な男子だったら一読の価値はありますね。
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明日から頑張るぞ!
chlidog
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