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上海でTantanを使ったら夜の街を全力疾走することになった話


[最終更新日]2020/05/10

上海で出会いアプリTantan(探探)を使ってみた

先日、上海でマッチングアプリ「Tantan(探探)」を使ってみました。

Tantan

Tantan
開発元:探探文化发展(北京)有限公司
posted withアプリーチ

1年前に中国へ行った時、タンタンにお世話になってましたからね。

今回の上海旅行ではしょっぱなからTantan全開で勝負し、現地の中国美女と出会おうとしていました。

 

前回の中国旅行では、マッチング率がドン引きするほど低く、結果を「一人っ子政策のせい」にしていたのですが、

今回の上海は違った。

 

驚くべきマッチング率の高さを「初日」から叩き出していて、

2人に1人マッチングするようなモテ具合。

しかも、日本ではマッチングしえない可愛い子とガンガンメッセージができる状態になっていたのです。

「ヒョッ、ひょっとしたら上海では日本人がモテるんじゃないか・・・・」

と思ってしまうほどでした。

 

そんな中、26歳の女性とマッチング。

黒い帽子をかぶっていて、見てくれは完全に渋谷系。

日本では怖くて絡めないレベルの女子だったので、マッチングした途端、胸の鼓動が聞こえ始めました。

早速、拙い中国語でチャットを始めることに。

ぼくの中国語はゴミレベルなので、わからないところは英語にしたりなどし、英語と中国語の両輪でチャットを進めていきました。

 

しかしながら、チャットしたと言っても、No big dealで、

「こんにちは」から始めて「調子はどう?」

というベーシックカンバーセーションのみ。

会話のキャッチボールを2〜3往復した程度でしたね。

 

今回の上海旅行はくそ弾丸の短期だったので、何せ時間がない。。。

2〜3回言葉を交わした段階で、ダメ元でご飯に誘ってみました。

 

しかしながら、彼女は妙に積極的で

「私に会いたいの?(you wanna see me?)」

と聞いてくるので

「yes」

と正直に答えると、難なくデートを承諾してくれたのです。

WeChatの連絡先を交換して実際に会うことになりました。

あまりにも簡単にデートに誘えて、食事できることになったので逆に心配。

ただ、それ以上に

こんなに可愛い女性と食事するチャンスはめったにない・・・!

異国の地、中国の上海で電波も地理感もありませんでしたが、会うことにしました。

 

待ち合わせ場所は彼女が指定してきたファミリーマート。中国語で「全家」というみたいです。

待ち合わせ時刻は19時。

「人民広場」という駅から近いファミリーマート。

彼女がわざわざ場所を指定してきたので乗ることにしました。

上海初心者のぼくとしては、どこで待ち合わせしたらいいのかわからなかったので逆に助かりましたね。

 

上海の地下鉄1号線を乗り継いで、10分遅れぐらいでファミリーマートに到着。

地下鉄の駅周辺はまだ人がいっぱいいたのですが、指定されたファミリーマート周辺はなぜか人が少ない。。

薄暗く怪しい雰囲気が漂っていました。

妙に人が少なかったですね。

 

店内へ入りましたが、それらしき美女は見当たらず。

店の外をふらふらしても見つからないので、 Wi-Fi を駆使して再び連絡を取ることにしました。

しかしながら、中国のファミリーマートの Wi-Fi は現地の電話番号が必要だった・・・・!

 

僕は SIMカードを買っていなかったので、電話番号がない野郎で完全にゲームセット。

Wi-Fi を全く使えなかったのです。

 

「このままでは美女に会えず、ファミリーマートに来ただけで終わる・・・・!」

危機感を感じ、ダメ元でファミリーマートの店員さんに話しかけてみました。

英語で話しかけてみたら

「よくわからない」

と困った顔されたので、翻訳アプリとジェスチャを駆使して

「テザリングで君の電波を使わせてほしい」

と頼んでみました。

 

(中国語でテザリングって何て言うんだろう・・・)

 

 

「杙(いー)」

「は?」

(Wi-Fi パスワードは ・・・・)

「WiFi  密码(ミーマー)」

「え?」

「・・・・・!?」

 

全くコミュニケーションが取れず、超迷惑な客として店員さんに絡み続けました。

僕を相手してくれた店員さんが本当にいい人で、辛抱強く耳を傾けてくれたのが幸運でした。

最終的に彼女の電話番号を使ってファミリーマートの Wi-Fi を使わせてもらいました笑

ほんと、やばい客ですね。

 

その結果、なんとか美女に連絡することに成功。

ただ、この時点で待ち合わせ時間から40分遅れで、時刻は19:40を過ぎていました。

ウィーチャットを確認してみると、

メッセージ欄が荒れるに荒れていました。

彼女から催促のメッセージ、着信、さらにファミリーマートを撮影した動画が送られていて、逼迫した空気が漂っていました。

 

「ごめん、Wi-Fi つながらなかったんだ(sorry i couldnt get wifi)」

とメッセージ送ってみると、

「分かったわ。今ファミリーマートの近くにいるから大丈夫」

と、彼女がまだ近くにいるらしく、会えることになったのです。

自分がいるファミリーマートの写真や、自撮り写真を送って待つことに。

ファミリーマートのドア付近でフリー Wi-Fi を使いながら待ち続けました。

 

すると、20時頃についに彼女が現れました。

「わ〜会えてよかったわ〜」

「ハロ〜」

 

彼女はタンタンのプロフィールでは「26歳」で美人だったのですが、実際に現れた女性は

あきらかに40代。

しかも、プロフィール写真とは全く似ていない風貌です。

えっ!!汗

 

こんなにプロフィールとの落差があるケースは初めてだったので、動揺を隠せませんでした。

ただ、超苦労のはてにWi-Fi接続に成功し、出会ったのです。

仕方ないと思い、彼女とご飯を食べることに。

最初は中国語で話しかけられましたが、何を言っているかわからなかったので、

「僕は書くことしかできないんだ。英語で話そう」

と言って英語で話してもらいました。

 

「日本のどこから来たの?」

「東京だよ。そっちは?」

「香港のアパレル会社から出張できててね」

「へー」

「いつ帰るの?」

「明日だよ。そっちは」

「あさって」

 

と、自己紹介しながら歩き出しました。

 

「何食べようか」

「何にしようかね」

 

どこで食事するか決まっていませんでしたが、彼女は明らかに「ある方向」に導かれていたようです。

僕は完全にノープランだったこともあり、おとなしく彼女に従うことにしました。

なにせ Wi-Fi がないので調べられませんし、上海の地理はわかりませんからね。

 

彼女に導かれること5分。

僕らはあるレストランに到着しました。

 

彼女が選んだのは「日本料理レストラン」でした。

おしゃれでカジュアル。

カフェのような雰囲気を醸し出していました。

 

そんなに混んでおらず、僕ら以外に一組いた程度で、店内はスカスカだったイメージです。

日本料理屋でしたが、店長は中国人で、彼女と親しげに中国語をかわしていたのを覚えています。

 

あまりにも彼女が即決で、しかも常連のように手慣れていたので

「お気に入りのレストランなの?」

と聞いてみると

「いや、私も初めてよ」

と言うではありませんか。

この時からポツポツ「黄色信号」が灯りはじめていました。

 

決定的なハプニングはメニューを開いた瞬間に訪れました。

なんと、

食事の値段がクソ高かったのです!

 

上海では50元あれば普通の飯が食えるぐらいの物価。

上海滞在中は贅沢もせず、そのクラスの食事で粘っていました。

 

しかしながら、このレストランは桁違いの価格設定ではありませんか。

1品あたり100元がデフォルトで、普通に食事したらとんでもない金額を請求されそうなことが1ページ目を見た瞬間にわかりました。

 

しかも、彼女はむちゃくちゃノリノリで、

「この海老美味しいのよ。私これにしようかな」

と、298元するエビのセットを注文しようとしているではありませんか。

 

エビは3匹のセットで、日本円にすると大体5,000円ぐらい。

日本でもこんなに高いエビを食べたことはありませんよ。

298元といえば、僕が上海で食べている飯の6倍ぐらいの値段だったので、

(おいおいおい!!やばいよやばいよ!なんでエビの味知ってんだよ!たけーよ)

とくそ動揺したの覚えています。

 

エビだけでなく他のメニューもやばかったんですが、彼女が突如

「私、トイレに行くから荷物見ておいて。先に注文しておいてね」

とトイレのために席を立ちました。

 

この時点で僕の脳には「赤信号」が灯っていて、

  • 10歳以上サバを読んだ写真とまったく別人が現れた
  • 名乗った名前がプロフィールと一致していない(jerryだったりcherryだったりviviだったり3つくらい名前があった)
  • くそ高いレストランで奢らされようとしている
  • 彼女は初めてのお店にしては「常連臭」が漂っている

 

これらの要素を踏まえて、僕は突如本能的に、

敵前逃亡を決めていました。

彼女がトイレに入って姿が見えなくなった瞬間、

無意識に、店の外に走り出していました。

 

どああああああ!逃げろ!!!俺!

 

レストラン周辺は怪しい感じで、人が少ない環境だったのですが、そんなの関係ない。

夜の上海の街で生死をかけて全力疾走していました。

 

こんなに自分の命のために走ったことはなかったので、もちろん心臓はドキドキ。

頭の中では BUMP OF CHICKEN の「K」の

走った〜転んだ〜すでに満身創痍だ〜

という歌詞が鳴り響き、店が見えなくなるまで全力疾走で逃げました。

 

ただ、店の周囲は人が少なく、彼女の一味に見つかる可能性がありました。

人がいっぱいいる地下鉄まで走り続けることに。

たぶん、あの夜、僕は上海で誰よりも速く疾走していた自信はありますね。

 

なんとか、一味に見つからず、地下鉄の列車に飛び込み、人民広場駅から離れることに成功。

宿泊していたホテルに戻れました。

 

途中発見されて拷問されるのが怖かったので、羽織っていたシャツを脱いで列車に乗って、始終周囲をキョロキョロしていました。

誰も自分のことを狙っていないか確認していたぐらいです。

 

「必死にWiFi につないで出会ったのにこのザマかよ・・・・出会わなければよかった」

と、出会いを後悔するほど。

たった1つのアクションがこんなにも結果を左右するなんて・・・!

危うくWi-Fiに接続したことで上海の海に沈められるところでした。

 

今回の上海での出会いは、明らかに時間と労力の無駄でしたが、

くそ高い料理をおばさんにおごって、大金を失うこと

を避けられたのが不幸中の幸いでした。

本能を信じてひたすら走ったことは良かったと思っています。

 

という感じで、Tantanでとんでもない年齢詐欺にあい、危うく大金を失いそうになりました。

試しにタンタンをいじってみると、簡単に年齢を変更できるではありませんか笑

 

Tantanを使う場合はまず、相手の年齢を最初に疑う癖をつけましょう。

メッセージを重ねて信頼できそうだと思った段階で会う判断をするのが賢明だと思います。

 

アディオス!

chilidog

 


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