書評「セックスと恋愛の経済学」には出会い系のヒント満載!
どうも、chilidogです。ペットボトル2本目です。
先日、ブリティッシュ・コロンビア大学の教授が執筆した、
セックスと恋愛の経済学
を読破しました。
kindleで何気なく購入して読んでみた一冊でしたが、
なんと、このビジネス本のChapter3には、
バーチャル恋愛
というセクションが設けられていたのです。
つまり、
出会い系での恋愛について語っている章
が存在していたのです。
日々、出会い系アプリの研究を続けているぼくとしては、まさに目から鱗。
実際に統計学を用いて社会実験が出会い系サービス上で行われ、
その結果が徒然なるままに書いてあったのです。
せっかくなので備忘録代わりに本の内容をメモしておきます。
興味がある方はよかったら参考にしてください。
「セックスと恋愛の経済学」に書いてあった出会い系で使える3つのヒント
出会い系のエッセンスがおもに3つに凝縮されていました。
エッセンス1. 「自己評価はリアルの世界よりも高くなっている」
「セックスと恋愛の経済学」によると、
出会い系サイトユーザーの自己評価は現実世界よりも高くなっているようです。
この本の位置No.4227から引用すると、
出会いサイトで自分の外見を「平均以下」と評価している人は1%にも満たないのです。
それでも大半の人が自分を「平均的」と思っているのならこの結果も不思議ではないかもしれませんが、そう自己評価する人は男性でわずか29%、女性では26%しかいません。
それ以外の人はみな自分を平均より美しいと考えているのです。
だそうです。
つまり、相手が自分にメッセージをしてきた場合、
相手が自分よりも外見が良いと思って連絡してきている場合が多いそうです。
エッセンス2. 「プロフィール写真は1枚でよし」
出会い系サイトに設定する自分のプロフィール写真は、
1枚がおすすめ。
なぜなら、
2枚目の写真が1枚目より見栄えの悪いものだった場合、
対比効果
という心理現象を引き起こしてしまうからです。
2枚の写真を順に見せられたとして、先に見せた方が後で見せた方よりもはるかに魅力的であれば、後で見せられた写真だけを見た場合よりもはるかに低く評価する
ということが確かめられているからです。
つまり、2枚の写真のうち、必ずどちらかがまさる結果になるので、
どっちかの写真の評価が1枚提示した場合よりはるかに低くなってしまう、というわけですね。
2枚写真あるから女性にモテる??
そんな勘違いはやめてベスト写真を1枚選択しましょう。
エッセンス3. 「イケメンに勝つためには18万6000ドルの年収差が必要」
出会い系サイトで国士無双状態のイケメンに勝つためには、
どうすればいいのか??
これは世界中で出会い系アプリを使う男性の悩みでしょう。
もし、世界中がブラッドピッドのような男で埋め尽くされていたら、いやでも勝つ方法を考えなくてはなりません。
じつは、この答えを探るための研究がありました。
ある恋愛サイトにおける外見 TOP10に入るイケメンと、
ワースト10%に入る残念な男性のどっちを選ぶか??
という調査を女性ユーザーに対して行いました。
すると、
ワースト男性がイケメンに勝つために、なんと、
18万ドル6000ドル以上
の額の差を年収で稼いでると、イケメンを倒せるということがわかったらしいのです。
1ドル110円ぐらいとすると、なんとその額おおよそ、
2000万円!!!
これは無理!
結構無理!
ゆえに、この研究結果から、
出会い系サイトにおける男性の評価はかなり外見が影響力を持つ
ということです。
女性恐ろしいな!w
「セックスと恋愛の経済学」には恋愛のヒントが盛りだくさん
「セックスと恋愛の経済学」による出会い系のヒントはいかがでしたか??
これ以外にも恋愛上手になるためのコツが盛りだくさん。
生かすも殺すも自分次第ですが、
もし興味がある方は読んでみてくださいね。
それでは!
chilidog
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