影響力の武器には出会いアプリに応用できる技が満載だった
どうも、chilidogです。寿司、50%オフです。
「誰かを説得して承諾を得たい・・・!」
そんな瞬間は人生でたくさん遭遇することでしょう。
営業の仕事でお客さんからYESを引き出したいとき、自分のお店で物を買って欲しいとき、結婚を申し込んでYESが欲しいとき・・・・などなど人生は数えきれないほどのYES・NOでできています。
そんなときに参考にしたいのが、
影響力の武器
というロバート・チャルディーニによる書籍です。
こちらの本は、
チャルディーニ自身が説得のプロ(訪問営業、広告マン、募金収集人など)から説得のコツを直伝してもらったり、講習会に潜り込んだりして、
説得のプロたちはどうやって承諾を得ているのか??
を分析してまとめています。
その結果、承諾誘導のプロたちの技術は次の6つ戦術を使っていることがわかってきたのです。
- 返報性
- 一貫性
- 社会的証明
- 好意
- 権威
- 希少性
今日はせっかくなので、この6つの戦術を、
出会い系アプリでデートを誘う
という目的で応用した場合、どのようなアクションをぼくらは取るべきなのかということを考えてみました。
返報性:与えられたら返したくなる
まずは返報性からですね。
これは、
他者から与えられたら自分も同じようなやり方で相手に返すように努めなければならない
という社会に広く存在する暗黙のルールのこと。
つまり、
自分が何か欲しかったらまずは相手に与えよう
というわけですね。
不動産屋に行くとコーヒーが無料で振る舞われたり、飴玉がもらえたりするのはこの返報性を利用して成約率をあげようという意図があるからなのです。
これを出会いアプリでの活動に応用すると、
相手のアクションにいいねを押しまくる
という具体的な行動に落とし込めるでしょう。
たとえば、出会いアプリYYCだと、日記というソーシャル機能が付いています。とりあえず気になる相手がいたら、
まずは自分からいいねを押してやる。
見ず知らずの相手でもいいねをもらって悪い気はしませんし、いいねをもらった返さないといけないという社会的圧力が相手の深層心理に生じているでしょう。
出会いアプリではとにかく、GIVE、GIVE、GIVEを徹底しましょう。
一貫性:自分の行為、考えを一貫したものにしたい
2つ目の戦術は一貫性。これは、
自分の言葉、信念、考え方、行為を一貫にしたものにしたい
という人間の欲求のことです。
たとえば、不動産屋に行くと、とりあえず自分の個人情報を紙に記入したり、免許証のコピーを取られたりしますよね?
文字を書いたり、コピーを取らしたりという行動をさせることで、
「色々やったんだしこの不動産屋で契約しよう」
という一貫性を発動させる目的だったのです!
これを出会いアプリに応用すると、
マッチング後の最初のメッセージは簡単で返しやすいものにする
というコツが誕生します。
短く、さらに疑問形のような形でメッセージを終えてやれば、相手が最初のメッセージを返信しやすくなるでしょう。
そして、一度返信してもらえばこっちのもの。
相手は「メッセージをやりとりした」という自分の行為に一貫性を持たせようと行動したくなるはずです。
このファーストメッセージをどんなに短くてもいいので、返してもらえるかがデートに誘い出せるかの肝となってくるのです。
社会的証明:他人を模倣しようとする作用
次は社会的証明。これは、
他人がどのように行動しているのかを重視する傾向のことです。
たとえば、不動産屋のケースですと、
「昨日は20人の方が私どもを通して実際に契約してくださいました」
と自分と同じ客がどのように振る舞っているのかをちらつかせ、この不動産屋で契約する決定に確信を持たせるという手法ですね。
これを出会いアプリに応用すると、
メッセージがいっぱいで返しきれない
とか、
いいねいっぱいもらって嬉しいです
など、他のユーザーからモテててんやわんやになっている感じをプロフィールでちらつかせるのは1つの手でしょう。
これにより、
「人気あるなら、いい人なんじゃないかな・・・」
と他者の行動に影響される可能性があります。
また、【pairs】のように自分がもらったいいね数が可視化されるマッチングアプリでは、
いかにいいねをもらって社会的証明をえるか
ということがキーとなってきます。
>>詳しくはペアーズ攻略のコツをご覧ください。
好意:自分が好意を持っている相手にYESをいいやすい傾向
ヒトは、
自分が好きな相手ならYESと答える可能性が高まる
という傾向があります。
影響力の武器では具体的に、
- 自分と似た相手に好意を抱きやすい
- お世辞を言ってくる相手(過度ではない)
- 接触回数が多い相手
に好意を抱きやすくなると解説されていました。
確かに、思い返してみれば不動産屋に行ったときに、妙に自分と同じ出身地である話が盛り上がったり、シャツを褒められたり、妙に電話で何回も接触したりしてきた気がします。
これを出会いアプリに応用すると、
- 女性が共感しやすい趣味をプロフィールに書く(類似性を高める)
- 共通点で盛り上がるようにする
- とりあえず褒める
- 接触回数を増やす(メッセージの頻度)
となるでしょう。
女性が共感しやすい旅、グルメ、美容などの趣味をプロフィールに盛り込む、無理にでも。
そして、共通点があったら大げさに、執拗に盛り上がる。
褒めて褒めて褒めまうる。メッセージを頻繁にやりとりする。
これらを徹底すればいずれや相手は自分に好意を抱いてくれ、デートの誘いの承諾がえやすくなるでしょう。
類似性の発見のしやすさでいうと、出会いアプリwithがおすすめですね。
2人の共通点の数を自動で算出してくれたりするので類似点を話題にしやすいアプリですからね。
権威:正当な権威者に従おうとする力
「専門家の意見ならば無条件に服従してしまう」
ということは誰しもあることでしょう。
警察官の格好をした人に「左に寄って」と言われれば左に寄りますし、白衣を着た人に「注射です」と言われれば右手を差し出します。
これは不動産屋でも起こりえることで、「リアルエステート総合プランナー」という肩書きを持っていたり、壁に不動産関係の資格の証明書なんか飾っていたりすると、無条件に信じたくなってしまうでしょう。
この権威を出会いアプリに利用すると、
権威がらみのデートに誘う
という戦術が考えられます。
たとえば、もし、イタリアンレストランで勤務していてソムリエの資格を持っていたとしましょう。
このとき、プロフィールにソムリエをちらつかせるのはもちろんのこと、
「ソムリエの資格持っているから今度ワインのみに行こうよ。オススメのワイン見つけたあげる」
とデートに誘ってみるのです。
ソムリエのいうことを信じたくなりデートに応じしてしまう率が高まるはずですよ。
希少性:失いかけたものは価値が上がる
最後は希少性の原理。これは
失いかけた機会をより価値のあるものとみなす
という人の心理の傾向のことです。
たとえば、不動産屋だと、
「今同じ物件を見ている人が5人いて、取られちゃうかもしれませんよ」
と言ってくるやつですね。
なくなっちゃうならいま自分がものにせねば・・・・と無意識に僕らは行動してしまうのです。
これを出会いアプリに応用すると、
もうすぐ辞めようと思っています
とプロフィール欄に記載するという手が考えられます。これにより、
「この人はもうすぐいなくなって一生連絡がつかなくなるかもしれない・・・」
と相手に思わさせ、デートに誘ったりLINEを交換したりしやすくなるでしょう。
現に、なぜか知りませんがマッチングアプリ女性ユーザーの中には、
- あと3日で辞めます
- 今日が最後
など希少性を意識したプロフィール文を書いている人がいます笑
彼女たちは無意識で希少性を高めているのか、もしくはチャルディーニの影響力の武器を熟読しているのかのどちらかでしょう。
まとめ:影響力の武器を駆使するとこんなプロフィール文になる
以上が影響力の武器で紹介されていた承諾誘導の6つの技術でした。
- 返報性
- 一貫性
- 社会的証明
- 好意
- 権威
- 希少性
これを全力でプロフィール文章に混ぜ込むと、次のような紹介文(男性)になりました↓
こんにちは!普段はイタリアンレストランでワインのソムリエをしています(権威)。
多くの方からメッセージをいただきなかなか忙しくて返せなくてごめんなさい><(社会的証明)
休みの日は友達と食事してグルメざんまいをしたり、温泉旅行に行ったり、ディズニーに遊びに行ったりしています。カラオケも好きです^^(好意←類似性を高める)
仕事が忙しくなってきて、今月いっぱいでやめようと思っていますが(希少性)、もし、ワインがお好きな方がいましたら、いっしょにイタリアンレストランに行きましょう!(権威)
うーん、なんでだろう・・・・
ちょっと完全に逝っちゃってる感がありますが、こうして承諾誘導の技術を意識してプロフィール文章を書いてみると、
雰囲気だけじゃなくて再現性のある説得の技術
が身につけられる気がします。
今までなんとなく紹介文を書いていてしまった皆ので、これからは影響力の武器でえた知識を知識で終わらせずしっかり実践していきたいと思います。
アディオス!
chilidog
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