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香港在住フィリピン女性とスケートデートしてきた思い出


[最終更新日]2020/05/14

 

これまで海外でマッチングアプリを駆使することで様々な女性に出会ってきました。

その多くのデートが失敗に終わり、痛手を負ってきましたが、出会いの中で得たものも数多くありました。

 

異国で生活する彼女達との交流を通し、自分とは異なる生活様式、考え方にも同時に出会ってきました。

これらの経験から、日本でモテなくても、世界にもっと多くの女性がいる、と信じられるようになったのです。

恋愛市場は何も日本だけでなく、世界に開かれていたのです。

 

それでは、なぜぼくは出会いを海外に求めるようになったのでしょうか?

じつは原体験ともいえる、はじめの一歩が存在しているのです。

今日はそのぼくが海外旅行中にマッチングアプリで出会いにハマるきっかけとなったデート体験を書いてみました。

 

あれは今から4年も前のことです。

行き先は香港でした。

ブラック企業で1年半ほどこき使われ、心身ともに疲弊して会社を辞めることにしました。

会社を辞めたらやりたいことは山のようにありましたが、その1つに、漢字を浴びるほどみたい、がありました。

なぜ漢字を死ぬほどみたかったのか定かでありませんが、とにかくぼくを漢字が呼んでいたのです。

 

ぼくは漢字圏の一つである香港に行き先を決めました。

インターネット規制も敷かれていないこの香港に決めたのは、学生時代に香港に留学していた友人の影響です。

彼がたびたび香港での生活の話をしてくれたので、以前から興味を持っていました。

それに加え、ぼくが「師」として仰ぐブルー・スリーの出身地であったことも決め手となりましたね。

 

したがって、今回の旅の目的は「会社員時代の労働に対する慰安」であって、全く出会い目的ではありませんでした。出会いを求めるまでぼくには余裕は残されていなかったのです。

 

しかしながら、会社員を辞めてフリーになって海外に1人旅行するのは当然寂しいです。

当時、ぼくは今では当たり前のように駆使している位置情報型アプリ「ティンダー」「タンタン」の存在は知らず、というかおそらく今ほどメジャーなアプリではなかったのでしょうね。

その代わりに「POF」という恋愛アプリを使っていました。

Plenty of Fish Dating

Plenty of Fish Dating
posted withアプリーチ

 

これはアメリカ留学中、現地のアメリカ人から教えてもらったアプリです。

アメリカではかなりお世話になっていましたから、出会いアプリといえばその当時はPO Fでした。

 

会社での労働が凄すぎ、しばらく日本では使っていませんでしたが、満を辞して香港旅行で再開。

じつは、POFには「Near by」という位置情報を駆使して周辺の女性を表示する機能も付いていたので、今のティンダーやタンタンなどのように、旅行先で使えば現地の女性とも出会えたのです。

 

しかしながら、このPOFは完全に無法地帯でした。

まず、マッチングせずとも相手の女性にメッセージを送れます。

 

この時代、マッチングの障壁がとっぱらわれていたのですね。

今では考えられないかもしれませんが、当時はそれがスタンダードだったのです。

メッセージを多く受け取る女性側にとっては迷惑かもしれませんが、男性としては朗報。

マッチングして意気投合せずとも、メッセージを送れるので、メッセージの内容によってはレベルの高い相手と交流できる可能性も秘めていました。

 

香港に着いてから、POFを起動し、「Near by」で位置情報をもとに近辺の女性を表示。

そして、手当たりしだいメッセージを送ってみたのです。

 

話題はおすすめの香港フード。

当時のぼくはアホだったので、旅行者の雰囲気は前面に押し出し、すべての女性におすすめの香港料理を聞いていました。

何人かの女性から返信がありましたが、その中の1人に割とメッセージが続く女性がいたのです。

 

彼女は29歳のアジア系の女性。

ただし、香港人のように東アジア系ではなく、外見はフィリピンやインドネシアなど東南アジア系の女性でした。

身長は155センチで小柄。プロフィール写真は可愛らしい印象。

 

ぼく自身、フィリピン系の女性とデートしたことがなかったので、ぜひ会って話したいと思っていました。

実際にチャットしてみると、英語はものすごく堪能。

話によると、香港で住み込みの家政婦をしている女性のようです。

 

ぼくは香港に着くと間もなく初日にメッセージを交わし始めたので、長期間コミュニケーション取れました。

彼女とのんびりメッセージを交わしながら、ぼく自身も香港旅行を楽しむことに。

彼女にオススメされた香港料理を食べ(Beef Noodle)、

ブルースリーの像に会いに行き、

チムチャーツイの川を眺めたりして香港観光を満喫していました。

しかしながら、2日目ぐらいで完全にやる事がなくなり、3日目からはどうしていいかわからない超暇人状態に。

困った挙句、H&Mで海水パンツを購入し、1人で市民プールに泳ぎに行ったぐらいです。

 

そんな感じで、完全に暇を持て余していたので、POFで出会った彼女をデートに誘うことにしました。

ぼくはまだ香港でのエンターテイメントは市民プールしか知らなかったので、

「プールに行こうよ」

と誘ってみると

「ちょっと恥ずかしいから無理」

と一刀両断。

 

確かに初対面で水着デートはちょっとハードルが高いですよね。

今考えればあまりにも無謀なデートオファーです。

 

しかしながら、彼女は別の提案をしてくれました。

「スケートならいいよ」

と。

 

ぼく自身、スケートは全くやったことがなく、ローラースケートすらすべれない大のスケート音痴。

アイススケートなんかやったことはなく、リンクに勇気を出して上がったことすらありません。

ただ、1人で市民プールに浮かんでいるより100倍楽しそうだったのでスケートデートすることを決心しました。

 

そして、デート当日です。

今回の香港旅行ではSIMカードを持っていなかったので、電波なしの状態。

フリーWiFiで食いつないでいたので、ぶっちゃけ彼女と待ち合わせできるかわかりませんでした。

彼女に会えるかは分からなかったのですが、「太古駅」の出口EXIT 1を待ち合わせ場所として、彼女と待ち合わせることに。

 

幸運なことに乗り継ぎがうまくいって、ぼくは時間ぴったりにEXIT1に到着。

ただし、そこには彼女の姿はなく、待つことになりました。

EXIT1はわりと人通りの激しいところで、待つのがちょっと困難だったのですが、30分は待ってみようと思い、出口付近を右往左往していました。

 

すると、10分後ぐらいに彼女が登場。

写真通り、いや、それ以上に大人の魅力を感じさせる小柄な女性で、想定した以上に可愛らしい女性でした。

 

彼女の姿を見て、一人旅行でしなびていたぼくのハートが一気に温まったのを覚えています。

ぼくらは軽く自己紹介しながら、EXIT1から歩き出し、スケートリンクを目指しました。

この時、はじめてフィリピンの女性と話しましたが明るいのなんの。

ぼくの発言に笑ってくれますし、話をしていて何かポジティブさが伝わってきます。

 

スケートリンクに到着すると、彼女が広東語をしゃべって受付をやってくれて、なんとかスケートのシューズを借りれて入場できました。

アメリカ留学中に学んだデートの掟の1つに、

言語能力で女性に劣っているとしても、男がリードするべきだ

がありましたが、完全に現地在住の彼女に任せっきりになってしまいました。

広東語を当たり前のように話す姿はかっこよかったです。

 

受付で靴をレンタルし、入場料を払い、いざ、スケートリンクへ。

どうやら、スケートリンクでは滑った時に手を怪我しないようにするために手袋をつけるのが一般的なのだとか。

ぼくはそんなことも知らず、全くの手ぶらで乗り込んだのです。

彼女はそんなぼくをみかね、手袋を貸してくれました。

指が空いている紺色のタイプで、可愛らしい手袋でした。

初めてスケートをするぼくとしては、

「スケートで手を怪我する?まさかな」

とすら思っていました。

が、しかし、実際にリンクに足を踏み入れると、

一歩も動けませんでした。

とんでもなく足場が不安定で、一歩踏み出すものならば、間違いなく転倒する予感を察知しました。

 

一方、彼女はというと、クソうまそうに滑っています。

地元の香港の少年少女に混じって、かなりのスピードでリンクをぐるぐると回っているではありませんか。

POFのチャットでは、

I’m not too good

と謙遜していましたが、明らかに謙遜しすぎです。

 

対するぼくは、一歩もスケートリンクで歩けず。

かろうじてわきに設置されている壁を掴みながら、カニ歩きでリンクを回っていました。

彼女に3周遅れされた段階で、一念発起し、壁から手を離して、滑った、というか、よちよち歩いてみました。

がしかし、現実はそんなに甘くなく、見事に転倒。

転倒すると手をつくことになるので、彼女からもら貸してもらった手袋が本当にあって助かりました。

いやあ、こんなにスケートが危ないものだとは思いませんでしたよ。

 

彼女もぼくのあまりの滑れなさに不憫に思ったのか、ぼくの隣に来て一緒にゆっくりと滑ってくれました。

ただし、彼女が隣にいたとしても、ぼくのスケート能力が覚醒するはずもありません。

3秒ごとに転倒していましたね。

 

ただ、そんな痛々しいスケートデートにもいいことがありました。

それは、デート中に手を触れやすいということ。

転倒しそうになってバランスを崩したら、彼女の腕を掴めばいいのです。

そして、転んだら彼女に手を差し伸べてもらって起き上がります。

 

つまり、アクシデントがあるほど彼女にタッチできる、と気づきました。

ぼくらは出会ったばかりでしたが、あたかもう恋人同士のように、手を、そして腕を握り合っていたのです。

 

そんなスケートも50分ぐらいしたら休憩タイム。

氷を整備するためにすべてのスケーターをリンクの外に出す時間が設けられていました。

まるでプールの清掃時間のようなものですね。

 

ぼくらは休憩室のロッカーの前にあるベンチに座って、色んなことをしゃべりました。

彼女は家政婦という仕事が名誉に思っていないらしく、POFのプロフィールにも職業を

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とはぐらかしているようでした。

「あんた、私が何をやってるか知ってる?メイドよ。どう思う?」

とぼくに聞いてくるでありませんか。

「いいんじゃないかな、うん」

 

香港に住んでいなかったので、日本では一般的でない住込みメイドの状況を想像できないでいました。

特にマイナスのイメージを持っていなかったのです。

 

聞くところによると、彼女は週1回しか休みは許されておらず、それ以外は全く自由な時間がなし。

そして外出が許されていないようでした。

 

今日はその週に1回の休みの日にデートに来てくれたのだとか。

あと、フィリピンに帰れるのは数年に1度で、母国に住む家族と対面できる自由も与えられていないようです。

香港での生活は不自由ないものの、住込みメイドのハードさが伝わってきました。

 

しかし、対するぼくはというと、圧倒的な無職。

つい一週間前に会社を辞めてきたばかりでしたからね。

そのため、メイドとして週6日働いている彼女に敬意の念しかありません。

 

すると、当然この流れで、

「あなたは何をやっている人なの?」

と聞かれました。

この時が初めて、フリーランスになってから職業、および肩書きをきかれた瞬間だったのです。

そして、ぼくから出てきた言葉は

「ライターだよ」

でした。

 

まだ何も出版物を出していませんし、雇われたり、仕事を受注したりできる書き手ではありませんでした。

が、ここ数年かはとにかく「書き手」になりたかったのです。

そんな見切り発車的な肩書きにも彼女は、

「へーあんた頭がいいのね、羨ましいわ」

と言ってくれました。

まだ何も書いていなかったので、嬉しいやら悲しいやら。

 

ぼく的には、香港にという異国の地に住んで広東語を当たり前のように話し、スケートが無茶苦茶上手い彼女の方が明らかにスマートに映ってましたけどね。

 

あとは、彼女の休みの日の過ごし方などを聞いていました。

彼女は歌うのが好きらしく、カラオケアプリを使って遠隔で友人とカラオケを楽しむのが日課になっているようです。

あと、畑で農作物を育てるゲームアプリハマっていて、休憩時間に農作物を収穫する様子をスマホで見せてくれたのを覚えています。

 

休憩時間が終わると、ぼくらは再びスケートリンクへ。

ただ、そんな短期間でスケートが上達するはずもなく、ぼくは休憩前と同じレベルで転倒を繰り返していました。

その度に彼女の腕を掴んでドキドキしていたのです。

 

そんな痛々しいが楽しいデートも終了。

圧倒的に格好悪いこと間違いなしでしたが、かっこ悪い分だけ彼女に触れられたのでデートとしては大満足でした。

 

その後はリンクの2階にあるレストランで食事。

何を食べたか覚えていませんが、彼女がぼくとの食事中にツーショットをたくさん撮っていたのを今でも覚えています。

まるで、この東アジア系男子とのデートを忘れない思い出にするように。

 

食事が終わったので、ぼくらは帰宅するために地下鉄の駅へ移動。

一緒の駅でしたが、ホームが反対側だったのです。

 

特にこの後どうするかプランがなかったぼくは、まったくどうすることもできませんでした。

ただ、スケート一緒に楽しんでくれた明るい彼女に「さよなら」としかあの当時は言えなかったのです。

週1回しか自由な時間がない住込みメイドの彼女との別れ。

これが意味するのは、ここで別れたら1週間後香港にいないぼくはもう会えないことになるのです。

一生の別れの瞬間になるかもしれませんでした。

 

ただ、あの時、ぼくはシュートを打って終わる潔さを学んでおらず、ただ彼女の電車を持つ横顔を見ているだけ。

何もできませんでした。

彼女が乗り込む予定の電車がホームに飛び込んできました。

「今日は面白かったわ。記念にスケートの手袋あんたにあげるわ」

といい残し、列車に飛び乗ってぼくの目の前から姿を消して行きました。

 

あのホームで列車を持つ時の彼女のどこか寂しそうにしていた横顔は、4年後の今もぼくの頭に残っています。

そしてもちろん、4年経った今もあのスケートの手袋は丁重に保管しています。

なぜだか知りませんが、捨てるに捨てられない大事な思い出なのです。しかも、冬場につけると微妙に暖かくて重宝しています。

 

ただ、思えば、あれから一度もスケートにチャレンジしていません。

また彼女と再会できたとしても、助けられるのがオチでしょう。

それはそれでドキドキするのでいいかもしれませんが。

 

しかし、あの当時、あのスケートリンクで「ライター」と名乗ってから、ようやく電子書籍ではありますが本を出版できるまでになりました。

あの香港のスケート場で一緒に滑ってくれた女性との体験をきっかけに、海外で女性とデートするようになり、その話を一冊の本にまとめることになったのです。

あの時、ぼくの肩書きを否定せず、柔らかく背中を押してくれた彼女があってこそ、今のぼくがあるのかもしれません。

今日も香港のどこかでスケートを楽しむ彼女が元気であることを願っています。

 

アディオス

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